2020年から2021年へ
今年最後のイベントを終え、サンムーンの店内も穏やかな時間が流れています。
今日は簡単ではありますが、2020年の総括的なものを少し真面目に書いておこうと思います。
「2020年は激動の一年になる」
そんな風に一年の始まりに聞いてはいましたが、その変化はきっと個人差があり、準備の出来た人、まだ整っていない人、そんなことなど気にしない人など、人それぞれのタイミングで迎えていくというようにイメージをしていました。
例えば、オリンピックに関わる人、関わらない人、わくわくしている人、ちょっと迷惑だと思っている人、観戦楽しみだな、観戦しょうかな、観戦しにいく人のせいで仕事が進まない、などなど。
個人としての変化が社会に及ぼす影響は少ないですが、結果的には個人的な変化を起こさせる社会的な変化が訪れた一年になったと思います。
誰もがコロナという名前を口にして、マスクを着用して過ごすことに。
言葉は控えめ、移動も控えめ、郷里に帰ることも親に会うこともままならなかった方も多いのではないでしょうか。
サンムーンは緊急事態宣言が発令される最中、外出の自粛、外食の自粛などにより営業することも難しい状況の中で、このお店が何をすることが必要なのかを考えに考えました。
飲食の営業をテイクアウトのみにして、ハーブやアロマ、試行錯誤の上で感染症予防をサポーする物販をメインに切り替えて営業してきました。
その一端を担い、思いのほか好評だったのが「手作りマスク」でした。
正直、「手作りマスク」と言うと、多くのお店や作り手さんが作っていましたし、手に取ってもらえるのかどうか疑問だったところもあります。
今だと「あ~、手作りマスクあるね」ぐらいにしかならないかもしれませんが、緊急事態宣言の最中、解除されたあとの数か月間、多くの方に手に取っていただき、これまでサンムーンを遠巻き見ていた方や(笑)、初めて存在に気づいた方との話や、地方の親戚や友人に送られる話など、感染症予防・マスクを通して多くの方と繋がることが出来ました。
サンムーンとしても、私個人としても、手作りマスクは一つの財産となりました。
社会のあり方や金銭的な部分で影響を感じることも多い一年でしたが、人を動かし夢や希望を持つ活力になるものは、決して目に見える物でだけはなく、必要な物を手に取っていたときに感じる、その「感じている」という響きや広がりだったと改めて思います。
すでに風の時代へと突入し、徐々に現在持っている価値観の変化が大きく広がっていくと思いますが、出来るだけ「感じている」その素材がクリアで良い未来や希望をもたらすものであるよう願っています。
そして、後半はタロットのワークショップに始まり、お茶づくり会、フラワーエッセンス講座など、少しずつイベントを開催していきました。
特にお茶づくり会では、これからの健康管理やライフスタイルにより深く繋がっていくものですし、ハーブを自然の薬草として、お子さんやご自身の日常のケアへと組み込んでいく良い情報をたくさん持っています。
2021年はさらに皆さんに良い情報をお届けできるよう、スタッフ一同、研鑽していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
サンムーンの営業は29日までを予定しています。
年始は少し早めに営業したいと思っていますが、
決まり次第またこの場でお伝えしますのでご確認をよろしくお願いいたします。
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